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スプリンガーに関するQuizです。こちらは2019年12月のクリスマスオフ会で行ったQuizです。

​是非、一度チャレンジしてみて下さい。

 

Quiz

  1. スプリンガーの原産国はイギリスである。

  2. スプリンガーの毛色は白黒と白茶の2種類である。

  3. JKC(ジャパンケネルクラブ)へのスプリンガーの登録頭数は年々減少している。

  4. スプリンガーの年齢で5歳は、人間の年齢に換算すると20歳である。

  5. ESSCJが設立されたのは今から8年前である。

  6. スプリンガー特有の病気を知ることは、必要である。

  7. 犬の体を頻繁に触ることは、必要ない。

  8. 犬のしつけは2歳まですれば、3歳以降はする必要がない。

  9. 血統書からわかることは、父母、祖父母、曽祖父母の血統名だけである。

  10. スプリンガーは赤が似合う。

 

回答

1〇 2X 3X 4X 5〇

6〇 7X 8X 9X 10〇とX

 

解説

  1. スプリンガーの原産国はイギリスである。    正解 〇

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの名の通り、原産国はイギリスです。

 

以下ESSCJ HPより抜粋

<スプリンガーの歴史>
原産国であるイギリスにおけるスプリンガーの歴史は400年程前の記述に遡る。現在10種類近く存在するスパニエル種は当初、ひとまとめで「スパニエル」と呼ばれていた。その後、徐々に異なるタイプのスパニエルが形作られて行く。
現在のスプリンガーは「ノーフォーク・スパニエル」「キング・オブ・スパニエル」などと呼ばれた時期もあった。17世紀、スパニエルを使う猟師達が、そのサイズの違いによって異なる使い方をするようになった。より大きめのスパニエルをSpring Gameに使用し、より小さめのスパニエルをWoodcock(ヤマシギ)の猟に使用するようになった事が、スプリンガーとコッカ―・スパニエルの枝分かれとなる。
陸上で狩猟をする「ランド・スパニエル」の中でもスプリンガーは均整が取れており、強く、頑丈、敏速に動き、良く働くと定義付けられた。その名は’springing’ (飛び立たせる)の言葉から来ており、鳥を飛び立たせ、猟師がその昔は網で捕獲、後に猟銃で仕留める為の役割を担っていた。
1902年KC(イギリスケネルクラブ)がイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルを単独の犬種として公認。1920年代に多くのスプリンガーがイギリスから米国とカナダへ輸出され、その中からAKC公認の初の米国チャンピオンが出ている。
現在日本に居るスプリンガーのほとんどは米国から渡って来た血統を持っている。米国においては1927年にESSFTA(イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル・フィールド・トライアル協会)がこの犬種のペアレントクラブとなり、犬種標準を制定し、様々な指針を示している。

 

 

2.スプリンガーの毛色は白黒と白茶の2種類である。 正解 X​

白黒、白茶(正確にはレバー色)のほかに、タンマーキングがあるトライの3種類である。

3.JKC(ジャパンケネルクラブ)へのスプリンガーの登録頭数は年々減少している。正解 X 

あくまでもJKCに登録している(JKCの血統書を発行している)スプリンガーの数に限られますが、減少し続けているというわけではないようです。

 

​以下JKC HPより​

2018年73頭(132犬種中70位)

2017年88頭(133犬種中68位)

2016年68頭(133犬種中72位)

2015年86頭(134犬種中70位)

2014年76頭(138犬種中69位)

 

 

4.スプリンガーの年齢で5歳は、人間の年齢に換算すると20歳である。 正解 X

犬はだいたい2歳までに成犬となります。5歳はだいたい36歳くらいです。

 

ひと昔前まで、犬は人間の7倍歳をとると言われていました。これは人間が70歳まで、犬が10歳まで生きるとの想定に基づいたもので、人間も犬も寿命が延びている今、この単純計算では当てはまらなくなってきています。犬は1歳から2歳で大人(成犬)になります。その後の成長は大型犬が小型犬に比べて早くなります。犬種による違い、個体差はあるものの、概して、小型犬の方が長生きする傾向にあると言えるでしょう。犬の年齢を人間の年齢に換算することで、自分の愛犬が若年なのか、老犬なのか知ることはとても大切です。人間と同じように、犬も年齢に応じた食事、運動、健康への気遣いが必要になるからです。

5.ESSCJが設立されたのは今から8年前である。 正解 〇

 

2011年に設立しました。お手元のクラブのボールペンのロゴをご覧ください。

(参加者へはクラブオリジナルボールペンをお渡ししていました。)

 

 

 

 

6.スプリンガー特有の病気を知ることは、必要である。 正解 〇

​<スプリンガーに多い病気>は当ホームページのこちらをご参照ください。

7.犬の体を頻繁に触ることは、必要ない。  正解 X

体を頻繁に触ることは、犬にとっても飼い主にとっても非常に良い効果があります。

可愛い愛犬は誰でも抱きしめたくなるし、撫でたくなります。そして、一日に何回も、又は年がら年中触っている飼い主の方も多いと思います。ただ、犬の体のあらゆる部分に頻繁に触れている飼い主さんは、案外少ないのでは無いでしょうか?人もそれぞれ、体の中で触られたらくすぐったかったり、気持ち悪かったり、触られたくない場所があります。犬も同じです。手や指の間、鼻先などは敏感な部分で、触られることを嫌がる犬が多いです。鼻の先から口の中、耳の穴から足の裏、お腹、背中、尻尾、肛門回りなど、犬の体をまんべんなく触ることが出来るようにしましょう。体の隅々を触ることで、自分の犬の体の特徴を知ることが出来、変化があった時にいち早く気付くことが出来ます。皮膚の変化や病気の早期発見、そして獣医の診察にも役立ちます。犬は触られることによって、安心感を得、その過程を通じて飼い主との信頼関係を築く一つの手段にもなります。

 

8.犬のしつけは2歳まですれば、3歳以降はする必要がない。 正解 X

​犬のしつけは産まれてから虹の橋を渡るまで、一生続くと思ってください。

人間の子供は年齢を重ね、成長していく過程で、自分で排泄の処理も出来ますし、食事も自分で取ることができます。でも、犬は一生涯(愛玩犬として人と共存する限り)、人の手助けが必要となります。人との共存をお互いにとって快適にするためには、いくつものルールを作って、それに従うようにしなければなりません。犬は賢い動物です。一度覚えたからと言って、大丈夫ということはありません。もちろん、とても賢い犬もいます。一度覚えたら忘れずに生涯同じルールを守り通す犬も居るでしょう。ただ、スプリンガーのように賢い犬は、人の動作を見て、態度を変えます。常に教えることを諦めずに続けて行きましょう。しつけることが楽しく思えてくるはずです。何故なら、しつけることは犬との絆を深めることにもなるからです。

 

9.血統書からわかることは、父母、祖父母、曽祖父母の血統名だけである。 正解 X

血統書には本犬の名前、生年月日、性別、毛色、繁殖者名、所有者名等と、父母、祖父母、曽祖父母血統が記載されています。血統書から読み取れることは、たくさんあります。繁殖者(ブリーダー)からの視点によれば、本犬の祖先にどのような性格の犬、どのような病気の犬が居たか、どのような血統を使って、何を意図して繁殖して来たのか、そして、本犬を繁殖する場合、相手にはどのような犬を選ぶべきかなど知り得る情報が満載なのです。

​血統書の見方はこちら(JKCのホームページ)をご参照ください。

 

10.スプリンガーは赤が似合う。 正解 〇とX

これは、主観です。どちらも正解!因みに私は個人的に似合うと思っています。

 

 

楽しんで頂けましたでしょうか?

一つでも新しい情報が見つかったなら、嬉しく思います。

 

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